ノゴマとヤブカンゾウ
生徒さんの作品です。
ノゴマは全長15.5㎝、頭から背、尾、翼の上面は緑がかった褐色で、腹はやや薄くなっ鳥。オスは喉が赤色、メスは白色です。
アジア大陸の北部に分布・繁殖し、冬には東南アジアで越冬しています。日本では北海道に夏鳥として渡来し、山地のハイマツ帯、平地の草地や牧草地、海岸草原、低木林などで繁殖しています。
一方、ヤブカンゾウは、ワスレナグサとして『万葉集』に登場する植物。
花びらが細かく描写され、その表面状態がわかりやすく表現されています。
ノゴマは、するどい口ばしに反してふっくらした体、きれいな毛並みがうまく表現されていますね。